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小さな人間メッセージ

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 平和を祈る者は針一本も隠し持ってはならぬ。武器を持っていては平和を祈る資格はない。

(長崎原爆資料館 永井隆の展示コーナー掲示物)

 ふつうの市民には、大統領や首相や司令官とちがって、戦争を起こす力はないし、他国の始めた戦争に国をあげて参加、協力させる力はない。彼らのようなこうした力を持つ人間を「大きな人間」とすれば、ふつうの市民は無力な「小さな人間」だろう。「小さな人間」はいつも戦争に巻き込まれて、殺される。いや、殺されるだけではない。前線に兵士として送り込まれて、あるいは、彼らを後方「銃後」から支持し、支えて、殺す。これも戦争のむき出しの姿だ。
 ふつうの市民、「小さな人間」がまともに生きることのなかには、殺し、殺されることはない。戦争はそれを強いる。私はふつうの市民として、「小さな人間」なりに人間としてまともに生きたいので戦争に反対する。私の「反戦」の根拠は、一言で言えば、それにつきる。

(小田実著「9.11と9条」大月書店2006年)

小さな人間メッセージについて

 戦争は、勝っても負けても、たくさんの生命を奪います。暮らしも破壊されます。生命があっても、心身に大きな傷を抱えながらであったり、後遣症に苦しめられたり、そして、おそらく埋まることのない喪失感に苛まれて暮らしていかなければなりません。
 『福祉』は、「幸福」であると言われます。「幸福」は、すべての生命が、安全な暮らしが、そしてささやかであっても一人ひとりの希望が相互に尊重されるものでしょう。そうであるならば、『戦争』は「不幸」以外の何物でもありません。「小さな人間」のすべてを奪い取っていくからです。
 「社会福祉」は「幸福」を求め、それを実現する取り組みです。したがって、私たちの取り組みの基盤は『平和』(安心で安全な社会)でなければなりません。かつて社会福祉も戦争に組み込まれ、健民健兵政策や隣保扶助の推進などを担ったときがありました。そのような過ちを繰り返さないために、『平和』を脅かすものがあれば、私たちはそれを敏感に感じ、「小さな人間」として、小さくても精一杯の声を上げたいと思います。
 『日本国憲法』は、数多くの犠牲と引き換えに得た『平和』の証であり、私たちの態度です。その『9条』で私たちは、「戦争放棄」を約束しました。この約束を私たち自らが破らぬよう、拙いメッセージを添え、く憲法9条を守ろう>を、ここに掲げます。

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